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La Familia Garcia
おっさん探偵と獣耳。
ML・獣耳・シモネタ中心、探偵ドタバタ物語。
+ + +
舞台は現在より未来の世界。
人工的に造られた生命体『獣人』の居る時代。
ラテン風(?)の国・『リベルタ王国』でドタバタな日々を送る某探偵事務所の濃ゆい面々が、いろんな事件の謎を解く!
……かも☆\(^0^)/
●私立探偵事務所 La Familia Garcia
ある出来事から2人揃って警察をクビになった元・刑事のマウロと、その父親で元・警部のカルロスが立ち上げた、家族経営の探偵事務所。
創業10年、所長カルロス・副所長マウロ・スタッフ6人(うち獣人2人)の計8人+番犬1匹。
リベルタの首都、ロア・リベルタの44番街に在る。
探偵と言っても殆ど便利屋状態で、殺生以外の依頼なら金さえ積めば大概OK。
スタッフのうち3人が元・警察関係者だけに、裏社会にも精通しており怪しい人脈や情報網を多数持っている。
警察関係からもこっそり頼られていたりするので、少々ヤバイ仕事をしても怒られないらしい。
収益の一部は、仕事を引退した獣人たちの保護施設等へ寄付している。
●獣人
特化された動物の能力と姿を持つ、ヒト可変型(人型に姿を変えられる)人工生命体。
動物ベースで造られているため、“動物”として分類される。
元々は軍・警察・消防等の機関のために開発された種だが、最近は金持ちの護衛や高価なペットとしても流通している。
ベースの動物には犬・猫・鳥・馬などが多く、各動物の特長によって得意分野が異なる。
“主”と認識した者には非常に忠実で、(犬じゃなくても)わんこ率が高い。
知能的には人間より少し劣るが、人語を理解し、然るべき教育をすれば人型時に人間と遜色なく会話が出来るようになる。
(成獣で人間の5〜12歳相当で、ベースの種族や経験により個体差がある)
ちなみに動物型の時は動物の言葉しか話せない。
食べ物はベースの動物用、人間用のどちらも食べられる。
人型時は人間との区別がつきにくいため、公共の場では腕輪や首輪の着用が義務付けられ、スパイ行為等への悪用は国際条約で禁止されている。
虐待や殺傷については、人間に対して行った場合とほぼ同等の刑罰に処される。
寿命は60〜70歳くらい。
●獣人ラボ
『獣人開発・育成総合研究所』の俗称。
いくつかの世界主要国にある、獣人を造り育成する国営機関。
獣人は繁殖能力が極めて低いため、次世代の獣人は常にここで人工的に生み出される。
大抵は0〜15歳くらいまでに引取られて行くが、研究者の助手としてそのままラボに残る獣人も居る。
リベルタの獣人ラボは、北部のヴァス・シエロという都市のはずれ、山脈の麓の国有森林の中にある。
28年前、大火災が発生し多くの研究者と若年の獣人が命を落とす“惨事”があった。
そのため、現在働き盛りのはずの30歳代の国産獣人が少なく、国家機関用には他国から輸入して補っている。
と、こんな感じの背景ですが基本コメディノリなんで、あんま深く考えずにお楽しみください〜笑。
09/3/3
(14/9/30 修正)