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BLUE LOLLIPOP
孤高の王国・ヴェルランディアの人々。
(随時追加予定)
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ヴィスラン=アラントール・クライン=ド=サン・ハロルド
享年33歳(L暦3105年11月30日生)、187cm、71kg
黒髪、薄紫の瞳
ヴェルランディア王国・聖都ヨハデラ出身
ヴェルランディア王国第53代国王、王国軍元帥(共に在位L暦3130〜3138年)
愛称ヴィス。
レイの実父で、代々何らかの特殊能力を生まれ持つ『ハロルド王家』の嫡子。
動物の会話を理解出来る『力』を持っている(政治的にあまり役に立たない能力だが、本人は気に入っているらしい)。
少年のように純粋で誠実な心を持つ天然ボケ。
5歳下の異母弟(母親同士が姉妹なので従兄弟でもある)ジェフリーとは、非常に仲が良い。
王室の専制政治から国民を交えた民主政治への移行を試みるが、L暦3138年、改革半ばにリサ王妃と共に暗殺された。
剣術の達人だが戦は好まず、明るく飾らない人柄から『太陽の王』と呼ばれている。
因みにレイが右耳(ランは左耳)に着けているピアスは、彼の形見である。
カヴァナ・アトレイ・ユートフィア
享年33歳(L暦3105年生)、186cm、67kg
ブロンド、スカイブルーの瞳
ヴェルランディア王国・聖都ヨハデラ出身
ヴェルランド神教ヨハデラ神霊殿四大神官第二位
ランの実父。
ヴィスランの親友で、公私に渡る良き理解者。
穏やかで心優しい正義の人。
もーれつに愛妻家でもある。
強い霊力の持ち主。
L暦3138年ヴィスラン夫妻暗殺事件の際、幼い王子と我が子を海賊ルディに託し亡命させた。
後日、この事件の混乱で殺害された妻を追い自害。
死を覚悟し形見としてルディに預けたリングのピアス(小)は、現在もレイとランが1つずつ着けている。
ジェフリー=サルバトール・クライン=ド=ルネ・ハロルド
28歳(L暦3138年)/46歳(L暦3156年)(L暦3110年3月4日生)、185cm、68kg
黒髪、薄紫の瞳
ヴェルランディア王国・聖都ヨハデラ出身
ヴェルランディア王国第54代国王、王国軍元帥(共に在位L暦3138年〜在位中)
愛称ジェフ。
ヴィスランの異母弟(父王の側室の子)。
兄よりも感情的で神経質で超ブラコン。
既知の物体・場所に対する透視能力がある。
兄への屈折した恋慕から父親似の甥・レイを溺愛し、所謂”開発”しちゃった張本人。
しかし兄夫妻の暗殺事件に深く関り、幼いレイの心に大きな傷を負わせてしまう。
レイを裏切りユートフィア家を巻き込んだ罪悪感から、現在も塞ぎ込みがち。
几帳面で政治的手腕に優れ、独裁的だが平和な国家を保っており国民の支持も高い。
兄と対照的に陰のある風貌から、『月の王』と呼ばれている。
后に迎えた従妹との間に一人娘のジャニス王女(レイの従妹に当たる)がいるが、娘にはけっこう甘いパパである。
リサ=ルミス・サン・ハロルド
享年26歳(L暦3112年3月28日生)、165cm、46kg
栗色の髪、ブルーグレーの瞳
旧エル=ティカーナ王国・首都ティカーナ出身
ヴェルランディア王国第53代国王妃(エル=ティカーナ王国第38代国王第1王女)
旧姓エル=ティカーナ
レイの実母。
活発で聡明で情熱家なお姫様。
鎖国状態の隣国の王子・ヴィスランと知り合い恋に落ち、実父・フレディ王の偏執的な愛情を拒絶する。
この事が原因で(!)両国間で戦争が勃発するが、自らの手でエル=ティカーナ王家に終止符を打ち、戦争を終わらせた。
L暦3130年、祖国は正式に滅亡しヴェルランディア王国に統合、投降したリサは新王ヴィスランの后として改めて迎えられた。
ヴィスランとの間に一児(レイ)を儲けるが、L暦3138年、ヴィスランと共に暗殺される。
ミリアンナ・グレイス・ユートフィア
享年24歳(L暦3114年生)、155cm、58kg
銀髪、ダークブルーの瞳
ヴェルランディア王国・聖都ヨハデラ出身
愛称ミリィ。
カヴァナの愛妻、ランの実母。
優しく穏やかな癒し系良妻賢母。
ヴィスランやリサとも仲が良く、レイも良く懐いていた。
実家は城下町の花屋。
L暦3138年、夫・カヴァナと共に王室の暗殺事件に巻き込まれ命を落とす。
カヴァナの自害後、共に密葬された。
08/12/29
(14/9/30 修正)